経営方針
経営方針
原子力安全システム研究所は、関西電力美浜発電所2号機の蒸気発生器伝熱管破断事故の教訓を踏まえ、以下の基本理念のもとに設立されました。
(基本理念)
原子力発電の安全性および信頼性の一層の向上と、社会や環境とのよりよい調和に貢献する。
・ 技術的側面と社会的側面の両面から、幅広い研究を行う。
・ 独立・第三者的な立場からの客観的な研究を行い、原子力発電の発展のための積極的な提言を行う。
・ 開かれた研究活動を展開するとともに、得られた研究成果は広く公開する。
その後、東京電力福島第一原子力発電所事故、グリーントランスフォーメーションなど、原子力発電を取り巻く環境は大きく変化してきました。当研究所は、社会環境の変化に応じて変わり続けるため、今何が求められるかを感じ取り、たゆまぬ安全性向上に向け、取組みを続けてまいります。
(品質方針)
1.新しい経験や知見を反映しつつ、原子力発電の安全性・信頼性向上につながる研究を深化・拡張させます。
2.リスクマネジメント、リスクコミュニケーションの側面から、原子力と社会の調和を支援する研究を深化・拡張させます。
3.従業員の自律的な成長を支援します。
4.品質マネジメントシステムを継続的に改善するとともに、研究所の持続的な運営を目指します。
5.研究倫理を基礎として、企業の社会的責任を果たします。
2024年 2月 15日
(株)原子力安全システム研究所
社長・所長