刊行物・関連書籍

  • 国土社(2023年2月)
    2,000円(税別)
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  • 編者 山下 宏文
       京都教育大学 教授
    著者 エネルギー環境教育関西ワークショップ
  • <概要>
    Ⅰ.これからのエネルギー環境教育のあり方
     これからのエネルギー環境教育の理念とあり方、ならびに大きく変わりつつある日本と世界のエネルギー事情について解説する。
    Ⅱ.小学校におけるエネルギー環境教育の実践例
    Ⅲ.中学校におけるエネルギー環境教育の実践例
    Ⅳ.高等学校におけるエネルギー環境教育の実践例
     この10年間ほどで関西ワークショップのメンバーとワークショップとの連携者が積み上げてきた、エネルギー環境教育の小中高における実践事例を掲載
    している。今後のエネルギー環境教育の普及・啓発を目指す内容となっている。
     具体的には、各教科等における個別の実践として、小学校13事例、中学校10事例、高等学校5事例の28事例について詳しく説明して、他の教員にも再実践が可能となるようにしている。
     各事例ともに、エネルギー教育の4つの視点(①エネルギーの安定供給の確保、②地球温暖化とエネルギー問題、③多様なエネルギー源とその特徴、④省エネルギーに向けた取り組み)をもとに、エネルギー環境教育全体における位置づけがはっきりするようにして実践を行っている。
     単元全体がエネルギー環境教育となるもの、通常の単元に一から数時間を追加してそこをエネルギー環境教育とするもの、教科と総合的な学習の時間を組み合わせてエネルギー環境教育とするものなど、実践の形式はまちまちであるが、教育課程の様々な場面でエネルギー環境教育の実践が可能なことを示す内容となっている。